梅雨の時期、ワンコの体で何が起きている?
雨が続いてジメジメすると、なんとなく気分も体も重だるく感じてしまいますよね。
実はその「だるさ」、一緒に暮らすワンコたちも同じように感じているかもしれません。
東洋医学では、梅雨の時期を「長夏(ちょうか)」と呼び、自然界の「湿気(湿邪・しつじゃ)」が体に悪影響を及ぼしやすい季節と考えます。
五行説でいうと、この時期に影響を受けやすいのは「脾(ひ)」、つまり胃腸などの消化器官です。 「脾」は体に溜まった余分な水分を排出するコントロールタワーなのですが、湿気が多すぎるとその機能がダウンしてしまいます。
胃腸の働きが落ちると、エネルギー(気)や水分(水)の巡りが滞り、結果として以下のようなサインがワンコに現れやすくなります。
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なんとなく元気がなくて、寝てばかりいる
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お腹がゆるくなったり、食欲が落ちたりする
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体が重いせいか、歩き方がトボトボしている
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耳の後ろや内股など、湿気がこもりやすい皮膚をかゆがる
「うちの子、雨だから退屈なのかな?」と思いがちですが、実は体の中の水分バランスが崩れて、だるさを感じているサインかもしれません。
お家でできる!梅雨を乗り切る「巡りケア」の豆知識
ワンコの体内の湿気を取り除き、巡りを良くするために、お家で簡単にできるケアを2つご紹介します。
1. 「胃腸のツボ」を優しくマッサージ
ワンコの後ろ足にある、胃腸の働きを整えて水分代謝を促す有名なツボ「足三里(あしさんり)」を刺激してあげましょう。
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場所: 後ろ足の膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみあたり。
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ケア方法: 飼い主さんの親指や人差し指の腹で、優しく円を描くように「の」の字を書いてマッサージします。強く押す必要はありません。「気持ちいいね〜」と声をかけながら、皮膚を優しく揺らすくらいの圧で十分です。
2. 「湿気」を溜め込まない食事の工夫
水分代謝を促す食材を、いつものごはんに少しトッピングしてあげるのもおすすめです。
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ハトムギ: 体内の余分な水分を排出する代表的な食材。粉末タイプ(きな粉のようなもの)や、柔らかく炊いたものを少し混ぜてあげるとお手軽です。
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小豆(あずき): 利尿作用が高く、お腹の水分を外に出してくれます。※味付け(砂糖など)のされていない、茹でただけのものをごく少量与えてください。
触れ合うことで、飼い主さんの「重だるさ」もスッキリ!
実は、ワンコの体を優しくマッサージしたり、温かい手で触れてあげることは、飼い主さん自身のケアにも深くつながっています。
ワンコを優しくケアしているとき、私たちの脳内では「オキシトシン」という幸せホルモン(優しさのホルモン)が分泌されます。これが自律神経を整え、副交感神経を優位にしてくれるため、梅雨の気圧変化で緊張しがちな飼い主さんの心と体をフワッと緩めてくれるのです。
ワンコが気持ちよさそうに目を細める姿を見るだけで、こちらの胸の奥もじんわり温かくなりますよね。
まとめ:ジメジメの季節こそ、最高のスキンシップタイムに
外にお散歩へ行けない雨の日は、お家の中で愛犬の体にじっくり触れる絶好のチャンスです。
「体が重いね」「早く晴れるといいね」なんてお話をしながら、耳の後ろや足の付け根などを優しくほぐしてあげてください。ワンコの滞りが通れば、自然と飼い主さんの心も軽くなっていくはずです。
お互いのぬくもりでエネルギーを循環させて、このジメジメした季節を笑顔で元気に乗り切っていきましょう!


