パテラ、ヘルニア、股関節形成不全 犬の整体は病気があっても受けられますか❔

パテラ、ヘルニア、腫瘍、靭帯損傷、股関節形成不全、前庭疾患、水頭症などなど

シニアさんでも、若い子でも、整体にきてくださるワンちゃんは何かしら疾患を持っている子が多いです。

初めてのお問い合わせでは、『こういう病気があるけれど整体を受けられますか』

と確認してくださる飼い主様も多いです。

もちろん、急性の炎症があったり、著しい衰弱、強い痛みがあるような場合は、少し時間をおいていただいた方が良い場合もあります。

そうでない場合、お答えとしては

『疾患、病気は整体では治りませんが、その症状によって負担がかかっている筋肉のコリをほぐし、体のバランスを整えることで、今より少し楽になって、動きやすくなるかもしれません。』

例えば、先日施術を受けにきてくれた前庭疾患のあるワンコさん。斜頸があり首の傾きに引っ張られ前脚が浮いてしまいます。

症状は少しづつ改善してきているようでしたが、このような状態がつづくと、首だけでなく、背中や腰、反対側の脚など負担が掛かってきてしまいます。

そうならないために、体を整えておくことで、症状が軽減した後の後遺症が出にくくなります。

大変な病気を抱えていても、それに捉われすぎずに、その子、その子の今とこれからの体の状態と向き合って、施術をしていきたいと思っています。