熱中症と脱水は「水分補給だけ」では防げない?〜実は筋肉がカギを握っています〜

いよいよ7月、本格的な暑さはもうすぐそこですね💦

この時期になると、「熱中症に気をつけましょう」「こまめに水分補給をしましょう」という言葉をたくさん耳にします。

もちろん、お水を飲むことはとても大切。
でも実は、熱中症や脱水を防ぐためには、もうひとつ大切なポイントがあります。

それが、「筋肉」です。

筋肉は、体の中の”水分タンク”

私たちの体も、わんちゃんの体も、筋肉にはたくさんの水分が含まれています。

実は、体内の水分の多くは筋肉の中に蓄えられていて、筋肉はまるで”天然の貯水タンク”のような役割をしているのです。

そのため、

  • 筋肉量が少ない
  • シニアになって筋肉が減ってきた
  • 運動量が落ちている

という状態では、体に蓄えておける水分量も少なくなり、脱水や熱中症のリスクが高くなると考えられています。

シニア犬ほど注意が必要な理由

若い頃は元気に走り回っていた子も、年齢を重ねると少しずつ筋肉量が減っていきます。

すると、

「前より暑さに弱くなった」
「夏になるとなんとなく元気がない」
「お散歩の後の疲れが抜けにくい」

そんな変化が見られることがあります。

これは単純に”年のせい”だけではなく、筋肉量の低下によって体温調節や水分保持の力が落ちていることも関係しているかもしれません。

だからこそ、夏こそ筋肉ケア

熱中症予防というと、

✅ 冷房を使う
✅ お水を飲ませる
✅ 暑い時間のお散歩を避ける

といった対策が思い浮かびますが、それに加えて、

✅ 普段から筋肉を維持する
✅ 関節や筋肉を動かして血流を良くする
✅ 優しく触れて体の緊張をほぐす

ということも、とても大切なケアになります。

筋肉は、一度落ちてしまうと戻すのに時間がかかります。
だからこそ、歩けなくなってからではなく、「今元気だからこそ」ケアを始めることが大切なんですね。

今日からできる、おうちで簡単ケア

暑い時期は無理な運動は必要ありません。

  • 足先を優しく握ったり開いたりする
  • 肩や腰をやさしく撫でる
  • ゆっくり体を動かしてあげる
  • 滑らない場所で短時間歩く

そんな小さな積み重ねが、筋肉を守り、暑さに負けない体づくりにつながります。

熱中症対策は、「お水を飲ませること」だけではありません。

“筋肉を守ることは、水分を守ること。”

今年の夏は、ぜひそんな視点でも愛犬の体を見てあげてくださいね。