犬の後ろ脚がふらつくとき 弱った愛犬にできること


先日施術を受けてくれた12歳のラブラドールさん

元々股関節形成不全があり8ヶ月で大腿骨頭切除をしています。
 
後脚の筋力が弱いながらも元気に過ごせていましたが、関節の痛みが出て歩きづらそうにしていたようです。

後脚の痛みがあると、あまり体重をかけたくないので、前脚への荷重が増大し負担が大きくなってしまいます。

そうすると、いざ痛みがとれてさあ歩くぞ! と思っても筋肉がこわばったり、うまく使えないことで筋力が低下し動作能力が低下してしまうことがあります。

これは人間のリハビリの考え方にも共通しますが、今使えている部分の力を落とさず、少しでも負担を軽減してあげることがとても大切になります。

そうやって、土台を整えることで痛めたり弱った部分の力を発揮しやすくなり、回復の手助けができると考えます。

また、日頃からケアを続けることで、病気や怪我からの回復がスムーズになることも多々あると実感しています😊